
老化は「治る」
健康寿命を延ばす実践的アンチエイジング論
今や人生100年時代、そしてすぐに人生120年の時代が訪れます。
だからこそ、気休めのための人間ドックや対症療法のための通院、終わりの見えない定期薬の内服を続けることの意味について、本書を読みながら考えてみてください。
実際、「アンチエイジング3本の矢」を実践することで、薬を減らした人は大勢います。健康寿命は自分自身の取り組みで延ばすことができるのです。(「まえがき」より)

ミトコンドリアから読み解く
老化と再生
「老けた人」と「若々しい人」の違いは
ミトコンドリアだった!
地球が誕生したのは約46億年前。その後、生命は酸素という猛毒に直面し、それを克服した”奇跡の進化”こそが、好気性細菌=ミトコンドリアの誕生でした。
それ以来、私たち人間の体は、37兆個以上の細胞の中に、数百〜数千個ずつのミトコンドリアを宿しています。
私たちの心臓、脳、筋肉、免疫・・・・・、それら臓器や器官、生体をつかさどるさまざまなシステム。そのすべては、ミトコンドリアが動かしていると言っても過言ではありません。しかし、悲しいことに加齢とともにミトコンドリアは疲弊していきます。老化、認知症、心不全、糖尿病、サルコペニア・・・・・。これらの病気の背後には、じつはミトコンドリアの機能低下が深く関わっています。(「はじめに」より)