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研究・論文解説

  • 2026年6月30日
  • 2026年7月19日

CT検査と胸腺──見逃してはならない視点

胸腺は、 放射線に非常に敏感な臓器です。 放射線治療や大量被ばくでは、 胸腺上皮細胞(TEC)が障害され、 新しいT細胞を作る能力が低下することが知られています。 一方で、 健康診断や人間ドックで行われるCT検査の放射線量は、 放射線治療とは比較にならないほど低いものです。 そのため、 1回のCT検 […]

  • 2026年6月30日
  • 2026年7月19日

胸腺萎縮を引き起こすさまざまな原因

胸腺は、 年齢だけで老化するわけではありません。 実は、 さまざまなストレスや病気によっても 急速に萎縮することが知られています。 これは、 「免疫の学校」が一時的、あるいは慢性的に傷ついてしまう現象 とも言えます。 ① 加齢(最も大きな原因) 最もよく知られているのは、 加齢による胸腺萎縮です。 […]

  • 2026年6月30日
  • 2026年7月19日

胸腺萎縮とは何か?

胸腺(Thymus)は、 新しいT細胞をつくる唯一の臓器 です。 骨髄で生まれた未熟なT細胞は、 胸腺で を学び、 初めて一人前のT細胞になります。 そのため胸腺は、 「免疫の学校」 とも呼ばれています。 胸腺は人生で最も早く老化する臓器の一つ 胸腺には大きな特徴があります。 それは、 思春期頃から […]

  • 2026年6月29日
  • 2026年7月19日

ADAM17とは何か?

― CD30研究から見えてきた「炎症・老化・発がん」をつなぐ司令塔 ― 私たちはこれまで約20年以上にわたり、成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)における可溶性CD30(sCD30)の研究を続けてきました。 当初は、「CD30はリンパ腫の目印(マーカー)」と考えられていました。 しかし近年の研究は、そ […]

  • 2026年6月29日
  • 2026年7月19日

胸腺は「免疫の学校」──老化はここから始まるのか?

私たちは「老化」というと、シワや白髪、筋力の低下などを思い浮かべるかもしれません。 しかし、体の中ではそれよりもずっと早く老化が始まる臓器があります。 それが胸腺(Thymus)です。 胸腺とは何をする臓器なのでしょうか? 胸腺は胸の中央、心臓の前にある小さな臓器です。 ここでは骨髄で生まれた未熟な […]

  • 2026年6月26日
  • 2026年7月19日

なぜATL細胞はCD30を発現するのか?

STAT3とエピゲノム変化の視点から 成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)は、 HTLV-1感染によって生じる成熟CD4陽性T細胞の腫瘍です。 しかしATL細胞を詳しく調べると、 一つの不思議な特徴が見えてきます。 それが CD30発現 です。 CD30は本来どの細胞の分子なのか CD30は、 Hod […]

  • 2026年6月25日
  • 2026年7月19日

CD30シグナルとCD153の発見

なぜCD30は単なるマーカーではなくなったのか CD30は1982年、 Hodgkinリンパ腫細胞を認識するKi-1抗体の標的分子として発見されました。 その後しばらくの間、 CD30は 「リンパ腫細胞の目印(マーカー)」 として利用されていました。 しかし研究が進むにつれ、 CD30は単なる目印で […]

  • 2026年6月24日
  • 2026年7月19日

CD30発見の物語

リンパ腫研究を変えた「Ki-1抗原」 現在ではCD30はリンパ腫診断や治療に欠かせない分子として知られています。 しかし、その発見は単なる新しい細胞表面マーカーの発見ではありませんでした。 CD30の発見は、 「リンパ腫とは何か」 という病気の理解そのものを大きく変えた出来事だったのです。 1980 […]

  • 2026年6月21日
  • 2026年7月19日

ATLから見えてきた「老化の本質」

老化とは時間ではなく、回復力の喪失である 私たちは長い間、 「年を取ること=老化」 だと考えてきました。 しかし近年の老化研究は、少し違う景色を見せ始めています。 本当に失われているのは時間ではありません。 失われているのは、 細胞が傷ついたあとに元へ戻る力 です。 私たちはこれを Recovery […]

  • 2026年6月20日
  • 2026年7月19日

Dr. Shiggekkyの研究から見えるATL中核モデル

ATL細胞は、HTLV-1感染T細胞がエピゲノム変化により、本来B細胞系・形質細胞系で目立つ性質を部分的に獲得した細胞ではないか。 その代表が、 STAT3活性化CD30発現sCD30放出ADAM10/17依存性sheddingEV-CD30放出CD153陽性老化T細胞との相互作用 です。 研究史と […]