MITO RISING Perspective 06:回復医療という新しい医療のかたち

Recovery Medicine回復医療という新しい医療

現代医学は、感染症を克服し、救命率を高め、数え切れない命を救ってきました。

これは医学が成し遂げた偉大な成果です。

しかし、これからの時代には、もう一つ重要な問いがあります。

「私たちは、回復する力そのものを育てることができるのか。」

病気だけを診る医療から、回復力を育てる医療へ。

健康と病気は、二つに分かれた世界ではありません。

その間には、生命が本来持つRecovery Capacity(回復力)があります。

環境の変化に適応し、傷ついた組織を修復し、炎症を終息させ、再び恒常性へ戻る力。

この力が低下するとき、慢性疾患や老化は進行していきます。

Recovery Medicineとは

従来の医療を否定するものではありません。

・救急医療

・がん治療

・感染症治療

これらは命を救うために不可欠です。

その上で、Recovery Medicineは、生命が再び回復できる状態を取り戻すことを目指します。

その中心にあるのは、病名ではなく、生命システムです。

回復は、一つの臓器だけでは起こりません。

・ミトコンドリア

・免疫

・神経

・代謝

・睡眠

・運動

・栄養

これらが互いに協調して初めて、生命は回復へ向かいます。

だからRecovery Medicineとは、生命ネットワーク全体を整える医療なのです。

未来の医療は、病気を一つずつ治療する医療だけではありません。

回復できる身体を育てる医療。

それが、私たちの考えるRecovery Medicineです。

MITO RISING

治療は病気を終わらせる。

Recovery Medicineは、回復を始める。