回復は、個人のものではない(Recovery Is Not an Individual Responsibility)
病気は、一人の身体に起こります。
しかし、回復は、一人だけでは成り立ちません。
私たちは健康を失った人に、「もっと運動しましょう。」「早く寝ましょう。」「食生活を改善しましょう。」「ストレスを減らしましょう。」と伝えることがあります。
どれも大切なことです。
しかし、それだけでは社会は変わりません。
長時間働かなければ生活できない環境で、十分な睡眠は取れるでしょうか。
安心して休めない職場で、心と身体を回復させることはできるでしょうか。
家族の介護や子育てを一人で抱えながら、自分自身の健康を守り続けることはできるでしょうか。
健康は、個人の意思だけで決まるものではありません。
私たちの回復力は、
・睡眠
・働き方
・食事
・教育
・家族
・地域
・経済
・そして医療
こうした環境すべての影響を受けています。
だからこそ、回復できない人に、「努力が足りない」と伝える社会であってはなりません。
必要なのは、さらに頑張ることではなく、回復できる環境を取り戻すことです。
十分に休める働き方。
孤立しない家族と地域。
子どもの頃から、睡眠や身体について学べる教育。
病気になってから治療するだけではなく、病気になる前から回復力を守る医療。
人が回復できる社会とは、弱った人を自己責任として切り離す社会ではありません。
誰かが回復できなくなったとき、その人を支える仕組みを持つ社会です。
MITO RISING Perspective
Recovery is not an individual responsibility.
It is a shared capacity
created by families, workplaces, communities, education, and medicine.
回復力を育てることは、一人の健康を守ることではありません。
家族を守り、職場を守り、地域を守り、そして、次の世代を守ることです。
MITO RISING
Hope is Recovery.
Recovery is Life.